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小さいお花の図藍型染紬名古屋帯

浅葱色と納戸色の中間のあまり濃くない藍色地に、まるでしゃぼん玉が飛んでいる様に、黄色、ピンク、茜色、水色などの多色の丸が型染めで散らされ、そこに梅の花をディフォルメした様な可愛い小さなお花が点描で描かれた、素敵な紬の名古屋帯です。
たれの部分は紅梅色をずっと濃くした様な色で、散らされたお花も一見は梅の花に見えますがよく見ると花弁が6枚で、あまり季節が限定されない様に考えられてつくられているのかもしれません。
藍の型染めというと、伝統的なかたい印象の図案が多く、どちらかというと民芸色が強くなる事が多いのですが、こちらはお花の形も挿された色も可愛らしく、女性的な優しさのある模様となっていて、お召しになりますと弾む様なたくさんの色の丸が楽しく目に映る事と思います。
軽快に街へお出かけになられる時にも楽しさのあるおすすめの一点です。
藍色は「#142533　WEB色見本　原色大辞典」を、
紅梅色は「#b2595c　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。