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インコの柄型絵紬開名古屋帯

黒地に千代紙で切絵した様にカラフルな調子で色々な鳥が描かれた、少し珍しい印象の紬の開名古屋帯です。
お太鼓には枝にとまった3羽の鳥が描かれています。
左のインコの様な鳥は、取り入れられるだけ色と柄を取り入れた様に華やかですが、お隣のオウムの様な鳥はまるで着ぐるみをすっぽりと着ている様にシンプルで、それが対照的で面白いです。
前柄部分に描かれた燕の様な鳥は、まさしく燕尾服を着ている様ですが、どの子もみんな少しいたずらっ子の様な目をしていて元気が良さそうです。
お着物の図柄は草花のものが比較的多いため、蝶々や鳥の柄の帯を持たれると、コーディネートでも重宝します。
特にこんな個性的でお洒落な帯は、平凡な柄よりもかえって色々なものと楽しく合わせていただけます。
また紬で黒地は珍しいと思われますし、小物使いも引き立ちます。
グレーやベージュの結城紬や小千谷紬、塩沢などのお着物とお合わせいただくのも良いと思います。
街へのお出かけなどの普段の着こなしを、とてもお洒落に演出してくれる事と思います。
未着用品。