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羊歯にトンボの柄麻名古屋帯

気分はもう初夏に向かっていくこの時期に、早くご紹介したいものがたくさん入荷しているのですが、日々の気温や時間との競争のような状況で、なかなかホームページでご紹介ができない現状です。
そんな中、こちらの少しユニークな色使いの夏の名古屋帯が入荷いたしましたのでご紹介させていただきます。
所々に績んだ糸の節が見える上質な麻が墨黒に染められ、そこに円を描くように羊歯の葉が濃い赤紅色で描かれ、飛び交うトンボは紅藤色で染められています。
ちょっとエスニックな印象もありますが、小さく上品に描かれたトンボの色と形がとても日本的で、まわりは銀で縁取られて綺麗なアクセントになっています。
淡い色のお着物が多くなるこれからの季節には、透け感のある黒地の帯はとても活用がききます。
特に黒地の麻の帯は少なく、さらにこんなにお洒落なものとなるととても希少です。
さりげなさの中に素材の良さからくる高級感も感じられ、初夏の装いが楽しくなりそうです。
意外と色々なお着物と合わせていただけるのではないかと思います。
そんなおすすめの夏のお洒落な一点です。
紅藤色は「#997e8f　WEB色見本　原色大辞典」を、
赤紅色は「#661418　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。