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流水に紅葉と藤の花夏唐織袋帯

5月も中旬を過ぎてまいりますと、さすがに日中の気温が高くなる日も多く、夏用のお出かけ先による色々なアイテムをお探しのお客様のご来店が増えているようです。
そんな中、夏用のフォーマル色のある帯などを少しご紹介させていただこうと思います。
白地に金糸を使ったものは画像でお伝えするのが少し難しいという事もあり、今回は黒地のものをご紹介させていただきます。
紗のような張りのある地に段変りで流水の模様が金糸で織り出され、紅葉や桔梗、そして藤の花などが淡い色調の唐織で織られた伝統的な図案の夏の袋帯です。
夏のフォーマルのお着物は白や水色、グレー、ピンクなど比較的淡色のものが多くなりますので、たまにはこういった黒地の帯を合わされてきりっとした印象で着こなされるのも素敵かもしれません。
小物を白いものにされますと、透け感のある黒地が清々しく涼感のあるものとなり、全体がまとまった大人の着こなしになります。
夏こそ格好良く決めていただきたい、そんなおすすめの一点です。
未着用品。