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商品番号 o1042
段暈しいちご緞子袋帯
曽根武勇作
販売価格 有難うございました
長さ |
4 m 33 cm |
太鼓巾 |
31.2 cm |
前巾 |
cm |
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段暈しいちご緞子袋帯
曽根武勇作
こだわりを感じられるその素敵な作品にはいつもさりげなさの中にハイセンスな高級感があり、色も質感も光沢もどれもとても素敵で、お着物上級者にも静かに支持されています。
こちらは少し珍しい色使いと思われる濃い色が全体の8割ほどを占めた袋帯の作品です。
繻子のようなしっとりとした光沢の鉄黒色に、お太鼓などポイントには桑染色と苔色が暈しで段々に織り込まれた地色のいちご錦の模様の袋帯ですが、そのいちごも主に藍色と土色の糸と他にも多種の糸で織られた複雑なものとなっています。
12枚の花びらの菊がお行儀良く並ぶ、その花の様子が苺に見える事からいちご錦と呼ばれる、名物裂の中でも人気の高いもののひとつです。
特に前田家伝来の「菊いちご」が有名ですが、17世紀頃にペルシャから日本に渡ってきたのではないかと言われている事もあり、外国裂的な印象もあります。
現代でも茶道具の包み裂として好まれていますが、可愛らしさの中にもその歴史からか格調の高さを感じられるユニークな模様と言えるかもしれません。
たくさんの色の糸が織り成す複雑な色の妙味を是非ご覧くださいませ。
紬でもやわらかい素材のものでも広い範囲のお着物とすんなりと寄り添って素敵な着こなしをお楽しみいただけたらと思う、おすすめの一点です。
未着用品。
鉄黒色は「#19100c WEB色見本 原色大辞典」を、
桑染色は「#99824c WEB色見本 原色大辞典」を、
苔色は「#404c1e color-sample.com」を、
土色は「#bc763c WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。
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