印金に手刺繍名古屋帯
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商品番号 o1049
印金に手刺繍名古屋帯
販売価格 有難うございました

長さ 3 m 77 cm
太鼓巾 31.2 cm
前巾 16 cm
 

印金に手刺繍名古屋帯

秋はその日の気分によって様々なテーマを決めて着こなしをお楽しみいただける素敵な季節です。
今回は少しオリエンタルな雰囲気の模様の帯を2点ご紹介させていただきます。
こちらは黒地に金と銀の箔で「印金」の模様を摺り込んだ珍しい名古屋帯です。
季節のテーマで言えば、クリスマスにも取り入れていただけそうです。
「印金」とは紗や羅などの薄い絹織物に模様の型紙をあて、漆や膠(にかわ)などを接着剤の代わりとして使い、生地の上に金の箔を張り付けて色々な模様を描き出したものです。
古くは中国の元・明の時代に流行したそうで、その後日本に渡ってきたもののようです。
こちらはその「印金」の技法でペルシャの古代イスラム的な文様を表した名古屋帯です。
古いモスクなどのタイルの模様を連想するようなエスニックな柄となっています。
さらに細やかな手刺繍も施されてキラキラッとしてとてもお洒落です。
純日本的な模様だと思っているものの中には、古く大陸を横断して渡ってきたものも多く、その起源や日本に渡ってからどのように日本的に変化を遂げていったかなどを調べていくと、日常的に目にする模様にも歴史があったりしてとても興味深く楽しいです。
もう一点ご紹介していますエスニック模様の帯の図案にも、西域の古い文化の流れを感じられます。
たとえ少しでも古代へのロマンを感じる事ができる染織品は素敵です。
是非そんなロマンを身につけて秋の街へお出かけください。きっと話題も広がって楽しい一日をお過ごしいただけると思います。
お仕立上り。

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