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商品番号 o1051
鳥襷文様名古屋帯
えり善オリジナル
販売価格 有難うございました
長さ |
3 m 75 cm |
太鼓巾 |
31 cm |
前巾 |
15.4 cm |
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鳥襷文様名古屋帯
えり善オリジナル
朝晩の温度差や台風などの影響で不安定な天候の日もありますが、いよいよ本格的な秋の到来と言っても良いような過ごしやすい気候になってまいりました。
そんな季節に少しベーシックなラインの染めや織りの名古屋帯を何点かご紹介させていただきたいと思います。
こういった定番的で重宝するおすすめのアイテムは、基本的に当店の得意なジャンルのものでもあるのですが、入荷のたびに気になりながらもホームページでのご紹介がなかなか追いつかず残念に思っていました。
こちらはお茶会などの少し気の張るお集まりの会などに、附下、色無地、江戸小紋などとお合わせいただきますと、とても気品があってゴージャスな有職文様の名古屋帯です。
平安時代の若年公卿の指抜袴(さしぬきはかま)は紫地の「鳥襷文」と定められていたそうですが、そういった事からか有職文様の中でもどこか凛々しさを感じます。
唐花の周りを尾長鳥(鳳凰)が囲み、その模様が輪違いの配置に組み合わされていて、その格調の高さから後の時代にも様々な場面に取り入れられています。
こちらの帯は絹が一番美しく感じられる生成り色の地に、ほんの少し薄紫味を帯びた白っぽいグレーと細やかな金糸で手機によって織り出されていて、改めて本当に美しい文様だと再確認してしまいます。
お太鼓の返りの部分は二重蔓牡丹唐草の文様となっていて、とても贅沢感があります。
フォーマル用の帯はともすると少し退屈な印象があったりしますが、こんな素敵な模様の品質の良い帯に出合いますと、機会を作ってでもお召しになりたくなるのではないでしょうか。
そんなおすすめのとても素敵な名古屋帯です。
桔梗鼠色は「#95949a WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。
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