爪掻綴琳派紅梅図名古屋帯
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商品番号 o1058
爪掻綴琳派紅梅図名古屋帯
販売価格 有難うございました

長さ 3 m 57 cm
太鼓巾 30.8 cm
前巾 15.2 cm
 

爪掻綴琳派紅梅図名古屋帯

先日も綴れ織の深い歴史についてお話しましたが、有名なものでは古くは2世紀頃から織られていたというコプト織、中国の明綴などが挙げられます。
近年織りの技法として評価の高い綴れ織は、機の下に図案を置いてその図柄に沿って糸を操作して織り出していき、織り込む際に緯糸を爪で整えていくという、根気と時間と技術を要するものです。
爪をギザギザに研いで櫛のように使って織られる事でも知られる爪掻綴の帯は、締めやすく崩れにくいなどの理由からお使いいただきやすいさにも定評があります。
こちらの帯は、お太鼓に水辺に咲く紅梅を描いたものです。
紅梅・白梅といいますとすぐに尾形光琳の名前が浮かぶほどに、琳派の梅の図は印象に残るものと思われますが、こちらもその屏風絵に取材された図案のようです。
生成りの地に水浅葱色の濃淡の水面、可憐な梅の花の銀朱色の紅が映え、さわやかな美しさがあります。
静かな空気感と初春のフレッシュな華やぎを感じられる素敵な帯です。
銀朱色は「#c85554 WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。

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