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チューリップの花畑名古屋帯

フォーマルのお席が多くなる春に向けて、年明けから少し重厚な昭和の巨匠作品のご紹介が続きましたが、これから春先にかけて軽やかな街へのお出かけにお手持ちのものにプラスワンで着こなしが広がり、また一段とお着物ライフを楽しく思っていただけるようなアイテムもご紹介させていただきたいと思います。
こちらは童謡「チューリップ」の歌詞のとおりの模様のような、赤・白・黄色と並んで咲いているチューリップが可愛い名古屋帯です。
可愛らしい模様に対して、ちょっとシックな大人の淡いグレー・利休白茶が地色に使われているのもまたお洒落です。
小さなお花には所々手刺繍も加えられていて、実際にお召しになりますとお太鼓の柄が角度によって凹凸感のあるものとなると思います。
そういった細やかな心使いの感じられる素敵な名古屋帯です。
お着物との合わせの範囲は非常に広い地色ですし、困った時にはこの帯をと言えるくらい重宝しそうですね。
やさしく懐かしい歌が聞こえてきそうな、見る人も笑顔になるようなおすすめの一点です。
お仕立上り。
利休白茶色は「#b3ada0　WEB色見本　和色大辞典」を、
芥子色（からしいろ）は「#d1bc7d　WEB色見本　原色大辞典」を、
赤紅色は「#c53d43　WEB色見本　和色大辞典」をご参照下さい。