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正倉院文様袋帯

古典の正倉院文様的な図案なのですが、色使いや少しディフォルメされた蝶々、草花がアールデコ風なデザインにも見えて楽しく思えましたのでご紹介させていただきます。
地織は黒地に暈しのように半月型に小豆色の箔が織り込まれ、それだけでも結構メリハリがあります。
その地織のメリハリとは対照的に、古代風の蝶々やカタバミのようなつる草がパステルカラーで統一されて織り出されていて、それもまたユニークです。
純フォーマルには少し向かないかもせれませんが、やわらかい素材のお着物と合わせても、またはお洒落袋帯として紬系やお召織の絵羽付けの附下などに合わせても、どちらでもお使いいただけそうです。
着こなしにきりっとしたアクセントがほしい時には最適なおすすめの一点です。
お仕立上り。
小豆色は「#663735　WEB色見本　原色大辞典」を、
水浅葱色は「#80aba9　WEB色見本　和色大辞典」を、
蒸栗色は「#ccc392　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。