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商品番号 o1081
扇面に桜の刺繍名古屋帯
販売価格 有難うございました
長さ |
3 m 89 cm |
太鼓巾 |
30.2 cm |
前巾 |
16 cm |
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扇面に桜の刺繍名古屋帯
3月も中旬を過ぎますと、桜の開花の様子が気になりはじめますね。
ここのところ東京では暖かい日が続いていますが、来週にはまた少し気温が下がる予報が出ていたりと、しばらくは春の気配も行ったり来たりのようです。
そんな季節に、桜の花を描いた名古屋帯をご紹介させていただきます。
こちらの帯はおそらく30年位前の作と思われますが、初めに目にした時はアンティークのものかと思いました。図案や刺繍が昔と変わらない手仕事で丁寧に綺麗に描かれているからかもしれません。
重なって置かれた扇の形の中に、ひとつは観世水のような流水が染めと刺繍で描かれ、もうひとつは摺箔の上に重なり合って咲く桜の花が艶やかな刺繍で描かれています。
華やかな春の風景の中に縁起の良さと豊かさが重なり合って表現されているかのようです。
春霞も加えられていますが、黒地という事もあり夜桜に見立てられても良いかもしれません。
桜の花のほのかな薄紅色がなんともいえない儚さと華やぎのある風情を醸し出しています。
時代的に総丈が少し短かったため、当店で調整をしてお仕立替えをいたしました。前柄は片面のみ刺繍が施されています。
限られた季節にしかお楽しみいただけませんが、だからこその贅沢でお洒落なおすすめの一点です。
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