和紙使用市松綾織名古屋帯
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商品番号 o1087
和紙使用市松綾織名古屋帯
販売価格 有難うございました

長さ 3 m 63 cm
太鼓巾 32 cm
前巾
 

和紙使用市松綾織名古屋帯

和紙を細く切って紙縒りのようにして緯糸に使い、ふんわりと手織りされた素敵な名古屋帯です。
生成りの白とシャンパンベージュに近い白橡色の2色の組み合わせとなっていて、心憎いくらいお洒落です。
それが市松の配置になっていて、また表と裏が逆になる綾織で織り出されているため、よりふっくらとした風合いになっています。
驚くほど軽くしなやかですが、芯のないお仕立てでもお太鼓の形は綺麗にできそうです。
和紙を棒に巻いてギュッと抑えてプリーツを作り、それを広げてまた違う方向から棒に巻いてという同じ動作を何度も繰り返すと、最終的には非常に強い和紙になります。
そうやって強くなった和紙を2cmくらいの幅に裂いてくるくると撚りをかけて緯糸に使うという織物は日本では古くから行われてきましたが、近年ではそんな大変な事をする方も少なくなってきたようです。
ただこちらはそういった民芸的なものとは少し違ってどちらかというと工芸的な要素が強く、デザイン的にも優れた大変お洒落な作品と言えます。
少し濃い色使いのすっきりとした質感の糸の細い結城紬のお着物などと合わされても素敵ですし、またカジュアルに木綿のお着物などともお洒落に合いそうです。
趣味性の強い個性的なものがお好みの方にはとてもおすすめの素敵な一点です。
白橡色は「#cbb994 WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。

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