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「涼華文」絽綴八寸名古屋帯
龍村美術織物製　三越扱

今年も花火の日程が気になり始める季節になりました。
こちらは金糸銀糸で描かれた大きな花火がひときわ美しい、龍村美術織物製の絽綴れ織の八寸名古屋帯です。
躍動感あふれる光のしずくのような線を描く花火の姿は、夏の夜空を飾る日本の風物詩のひとつです。
淡色でありながらも龍村美術織物製ならではの力強さのある個性的な意匠と、金糸銀糸を使いこなされた色使いのセンス、どれをとっても上質なものが持つ存在感のあふれる素晴らしさです。
爽やかな白藍の地に萌黄色と緋色の花火はまるでお花が咲いたようです。
やわらかい素材の絽や紗のお着物ですと、小紋から流水模様などの軽めの附下までお合わせいただけます。
少し趣味性をいかして夏紬の附下や無地感覚の夏お召系のお着物とも綺麗に合わせていただけそうです。
さらりと描いたデッサン画のようなラフな調子の図案が手織りで織り出された、こういったタイプの夏の帯としては希少性の高い逸品です。
未着用品。
白藍色は「#a9c7cc　WEB色見本　原色大辞典」を、
萌黄色は「#aacf53　WEB色見本　和色大辞典」を、
緋色は「#992814　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。