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ヒマワリの花絽開名古屋帯
山本由季作

黒地の絽の地に大きな黄色いヒマワリの花が大胆な色使いで描かれた夏の開名古屋帯です。
それを囲む小さなお花はまるで風に舞うシャボン玉のように配置されて活き活きとリズミカルに楽しく感じられます。
黒地に青緑や黄色といったコントラストの強い色が使われていますが、その中間を橋渡しするようにシックな利休色が効果的に使われて、取り入れていただきやすい色使いとなっているのが嬉しいです。
ポップなデザインでありながら、優れたデザインを基本につくられているからこそ生まれる独特の高級感があり、飽きがこずに長くお付き合いができそうな魅力にあふれています。
お召しになってお出かけいただきますと、周りで見る方まで元気になりそうです。
ヒマワリといってもディフォルメされた図案ですので、単衣の時期に綺麗な色の結城紬や作家もののお召織のお着物と合わせていただいたり、これからですと夏紬や絽の小紋にも個性的にお合わせいただけます。
初夏からそして秋口まで、またこれからすぐの季節にもお召しいただきたい、可愛いおすすめの一点です。
黄支子色（きくちなしいろ）は「#ffdb4f　WEB色見本　和色大辞典」を、
青緑色は「#008075　WEB色見本　原色大辞典」を、
枯茶色（からちゃいろ）は「#8d6449　WEB色見本　和色大辞典」を、
利休色は「#80785c　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。