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ホオズキの柄麻名古屋帯

東京でもここのところ少し気温が上がって、梅雨が明けたような夏めいた陽射しになってきました。
麻のお着物をお召しになった方も多く、白い日傘はまるで綺麗なお花が咲いたように目に映ります。
こちらは夏の代表的なモチーフであるホオズキの実を手描きで染めた麻の名古屋帯です。
実際のホオズキをイメージするような琥珀色のオレンジが地色に暈しで染められ、ホオズキ自体はモノトーン的な色合いで描かれているのもなんだか楽しく見る事ができます。
夏のアイテムとしては少し珍しい色と思われますで、藍色系や白系の上布や小千谷の麻のお着物、または夏紬とも個性的な着こなしをお楽しみいただける事でしょう。
比較的細い糸の上質な麻を使用されていますので、お召しいただきますと適度な光沢もあり、きっとお召しいただきやすいと思います。
白い暈しがスポットライトのようで、赤く丸い実がアクセントとなった、素敵な夏のおすすめの一点です。
琥珀色は「#99581f　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。