着物　アンティーク着物　振袖　訪問着　留袖

紅葉と銀杏図友禅手刺繍名古屋帯

黒に染められたしっかりとした塩瀬の帯地に、メリハリのあるくっきりとした色使いでモミジ、銀杏、松、菊の葉、桜のつぼみなど、色々な草や葉が吹寄せ調に寄せられた図案の品質の良い名古屋帯です。
赤朽葉色のオレンジで染められたモミジの葉や玉蜀黍色の銀杏の葉は、紅葉を連想する色となっていて秋の風情を感じます。
一方で松の葉がグルグルと渦巻のように模様を形づくっていることで冬のかかりの要素も見られ、また春の桜や初秋の銀杏の実などもあしらわれていて、秋だけに季節を限定しなくてもお使いいただけそうです。
いずれにしても非常に細やかな友禅で丁寧に描かれていて、暈しも加えて彩色をされ、繊細な手刺繍も入れられています。
伝統的なものでこれほど品質の高いものは、長く使っても飽きが来る事がなく、さらに使うたびに満足感があって素敵にお着物を引き立ててくれます。
まだ初心者だからとおっしゃる方にも、お着物を着られる頻度の高い上級者にも大変おすすめの一点です。
赤朽葉色（あかくちばいろ）は「#b36b3b　WEB色見本　原色大辞典」を、
玉蜀黍色（とうもろこしいろ）は「#cca854　WEB色見本　原色大辞典」を、
柳茶色は「#b0b38f　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。