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商品番号 o1120
流水に菊の花友禅開名古屋帯
日本工芸会正会員 坂井洋作
販売価格 有難うございました
長さ |
3 m 88cm |
太鼓巾 |
31.2 cm |
前巾 |
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流水に菊の花友禅開名古屋帯
日本工芸会正会員 坂井洋作
9月9日は一年の中の五節句のひとつ「重陽の節句」です。
古くは中国から伝わったもので、能の演目として残されている「菊慈童」の不老不死のお話が元も言われるこの日には、邪気を払い長寿を願って菊の花を飾ったり、菊酒を酌み交わして祝ったりしたものだそうです。
日本でも平安時代からその日を祝う習慣はあり、現在では「お九日(おくんち)」として長崎などでも秋のお祭りが行われます。
旧暦での9月9日ですので、現代の暦でいうと10月10日前後のようで、菊のお花もきれいに咲く様子が見られそうです。
そんな季節に向けて、菊のお花の模様が描かれた素敵な帯を何点かご紹介させていただきたいと思います。
こちらは流れる水に浮かぶ菊の花が友禅でみごとに描かれた、日本工芸正会員・坂井洋さんの作品です。
「菊慈童」のお話の中にも、菊の花の露が流れ落ちた川の水で下流の村の人々も健康に永く暮らしたとあるように、昔の人もその花には何か独特の力があるように感じられていたようです。
また、菊水の文様など菊と水は関わりが深いようです。
光沢のある紬系のお着物から格高の小紋まで、幅広く季節を演出してお召しいただけます。
黒地に白のモノトーンで描かれているのですが、大変華やかで臨場感のある素晴らしい作品です。
未着用品。
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