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商品番号 o1121
総絞りに菊の花名古屋帯
販売価格 有難うございました
長さ |
3 m 67cm |
太鼓巾 |
30.8 cm |
前巾 |
16 cm |
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総絞りに菊の花名古屋帯
9月9日は一年の中の五節句のひとつ「重陽の節句」です。
古くは中国から伝わったもので、能の演目として残されている「菊慈童」の不老不死のお話が元も言われるこの日には、邪気を払い長寿を願って菊の花を飾ったり、菊酒を酌み交わして祝ったりしたものだそうです。
日本でも平安時代からその日を祝う習慣はあり、現在では「お九日(おくんち)」として長崎などでも秋のお祭りが行われます。
旧暦での9月9日ですので、現代の暦でいうと10月10日前後のようで、菊のお花もきれいに咲く様子が見られそうです。
そんな季節に向けて、菊のお花の模様が描かれた素敵な帯を何点かご紹介させていただきたいと思います。
こちらはグレー味のある紫・褐色の総絞りの綸子地に 深い緑の葉と白い花びらが瑞々しく刺繍で描かれた名古屋帯です。
紫の地に映える白いたっぷりとした花びらの丸みも表現されていて、菊の香りが伝わってくるようです。
やわらかい素材の無地感覚の地紋のある小紋や江戸小紋に合わされてちょっと格高な装いも素敵ですし、お召織の細やかな模様や縞のお着物などと合わされるのも良いかもしれません。
柄があまり強くないものであれば紬のお着物とも合わせていただけます。
友禅の染めの名古屋帯とほぼ同じ感覚でお使いいただければ良いかと思います。
季節を飾る、華やかで高級感のあるおすすめの1点です。
褐色(かちいろ)は「#252433 WEB色見本 原色大辞典」を、
松葉色は「#56663c WEB色見本 原色大辞典」を、
深緑色は「#233318 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
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