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【商品説明】
一年で一番お着物姿の方を見かける機会が多くなるこの季節に、少し力のある帯を何点かご紹介させていただきます。
沙綾型に菊と春蘭の地紋のあるあまり光らない綸子の生地が、深く赤味のある紫と黒の中間のような色・黒鳶色の地色に染められています。
そこにすくっとのびやかな線と笹の葉が絞り染めで描かれ、線に沿った茎のような部分と笹の芽の部分には細やかな手刺繍が施されています。
大小の絞りが使い分けられて面白い表情になっていますが、笹の葉が部分的に白く大きく絞られていることで雪持ちの見立てにもできそうですので、冬にもお使いいただけますし、また芽吹きの春にも良いのではないでしょうか。
お着物や帯の柄は、写実的ではっきりとわかりやすいものは別として、具象化してあるものや幾何学の集合などはご自身のお見立てで自由に取り入れていただくと良いかと思います。
有職文様や名物裂などあまり季節を問わないものも便利な部分はありますが、そういった柄の着こなしばかりでも楽しさが少ないので、色々なアイディアで楽しみながら着ていただきたいと思います。
珍しい地色に加工の細やかさが目を引く、高級感のあふれる素晴らしいおすすめの一点です。
黒鳶色は「#432f2f WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。 |
