【商品説明】
5月も連休を過ぎますと気温の高い日が増え、単衣物を身に付けたくなるような日も多くなります。
帯の素材もやや透け感のあるものや軽快さのあるものにも目がいきます。
近年では5月中旬から7月初め、秋には9月半ばから10月終わり、気温によっては11月初めまで単衣時期のものが活躍するようになりました。
着用できる季節が広がってきている事もあり、素敵なものに出合うとゲットしたくなります。
そんな季節の変わりめでもあるこの時期におすすめしたいアイテムを何点かご紹介させていただきます。
こちらはしょうざん製の柿渋の生紬地に手描ロウケツの調子で花唐草が描かれた九寸名古屋帯です。
地織が普通の絹糸と柿渋で染められた糸の横段になっている事で遠目には絽目のようにも見え、また柿渋の糸の張りがちょうどよい質感となって上手く活かされているようです。
お太鼓の部分は花唐草で焦げ茶色の濃淡が分けられ、同系色でまとめられたシックな模様にも奥行きを感じる事ができます。
店頭にもどんどんご紹介させていただいております単衣の趣味系のお着物にも綺麗に合いますし、もちろん季節によっては袷のお着物ともコーディネートしていただけます。
こういう系統の自然布的な素材感の帯にはすっきりとした綺麗な色の帯締めがよく合うと思います。
素敵に着こなしていただき、お着物を着なれた雰囲気を醸し出していただきたいおすすめの一点です。
黒橡色(くろつるばみいろ)は「#332d2b WEB色見本 原色大辞典」を、
赤墨色は「#1a1411 WEB色見本 原色大辞典」を、
憲法色は「#664d3d WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |