【商品説明】
白汚しの利休白茶色の地に、カワラナデシコの葉の濃い萌葱色が冴え冴えとして美しく目に映ります。
その先に可憐なお花が浅蘇芳色でひっそりと人知れず咲いているかのような素朴さで描かれ、輪郭には白い光沢のある糸で細やかな手刺繍が施されています。
その光沢は見る角度によるとまるで朝露が花びらを輝かせているかのようです。
このような名古屋帯の作品でも、伝統工芸会などに出品されている訪問着の大作でも、一貫して素敵なデザインにハイセンスな色使いで、いつも洗練された美しさを感じます。
こちらの名古屋帯も合わせやすい地色に淡色の色使いですので、きっとお着物との相性が良く、これからの季節、また秋口にも色々なお着物と合わせてご愛用いただける事と思います。
秋の七草にも名前のあるナデシコは古くから身近で愛されてきたお花のひとつです。
園芸種と違ってカワラナデシコにはまた独特の可憐さがあります。
そんな風にそよぐ野の花をテーマにした、こんな上質な帯で是非初夏の街へお出かけください。
未着用品。
利休白茶色は「#b3ada0 WEB色見本 和色大辞典」を、
萌葱色は「#003327 WEB色見本 原色大辞典」を、
浅蘇芳色は「#804553 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |