【商品説明】
まだまだ日中は陽射しが強く感じられますが、ここのところ都内でも朝夕に吹く風に時々どこか秋めいた気配がするような季節になってきました。
そんな季節の変わり目に、少しずつ秋のお洒落プランのご提案をさせていただいております。
今年の春に店頭でも二部式の名古屋帯や袋帯を多くご案内する機会があり、ご好評をいただきました。
個人的な事ですが、15年程前に左肩を痛めた時や、また出張先などで二部式の名古屋帯がとても便利でよく使っており、現在でも頻繁に使用しています。
とても便利な二部式帯ですが、自分で鋏を入れるのには少し抵抗があるため、品質の良い帯を二部式にお仕立てしてあるものと出合うと嬉しくて、その都度お客様にもおすすめしてきました。
最近では素材や質感によって、切らないつくり帯のお仕立てもおすすめしています。
こちらはその品質でも評価が高く、根強いファンの多いまこと織物さんのすくい織の袋帯です。
道長取りのような多色使いの図案で遠山に見えるような模様が織り出されています。
淡いオレンジ味のあるベージュ・丁子色の地に、黒橡色、樺茶色、葡萄鼠色、留紺色、利休鼠色と5色の渋めの色で丁寧に織られたまこと織物ならではの上品な佇まいとなっています。
趣味系のお着物ですと色々なものにすんなりと合って、上級者的な素敵な着こなしをお楽しみいただけそうです。
軽くしなやかでお使いいただきやすい事も嬉しい点です。
「普通に結ぶ方が絶対に綺麗だし好き」と仰る方もいらっしゃいますのでもちろん無理にはおすすめいたしませんが、まだ日中暑い時など、二部式帯は慣れていただきますと着付けも早くて楽です。
このタイプの帯はワードローブにひとつ加えていただきますとコーディネートの範囲も広がり、きっと活用もきいて長くご愛用いただける事と思います。
未着用品。
丁子色(ちょうじいろ)は「#f0d3a8 WEB色見本 原色大辞典」を、
黒橡色(くろつるばみいろ)は「#544a47 WEB色見本 和色大辞典」を、
樺茶色(かばちゃいろ)は「#665847 WEB色見本 原色大辞典」を、
葡萄鼠色は「#705b67 WEB色見本 和色大辞典」を、
留紺色(とめこんいろ)は「#1f3566 WEB色見本 原色大辞典」を、
利休鼠色は「#4b4d43 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |