【商品説明】
洛風林の作品も数多く織られ、季節ごとに個展を開催されてその作品を紹介されている勝山健史氏の作品です。
勝山氏は、養蚕から始めるという点でも本物にこだわった物づくりを続けられています。
こちらは「青く澄んだ大空に抱かれて進む雲のように」美しさを表現され創り上げた作品だそうです。
しっとりとした塩漬け繭の質感が心地良く、図柄も潔く、格調の高さがある素晴らしい帯です。
濃い海松茶色の地に同系色の空五倍子色と鈍色で織り出された雲の形をした図柄が少しユーモラスで素敵です。
手を抜くことをせず、真面目に良いものをつくり続けていらっしゃる作家さんの作品に出合うと、こういった本物ばかりが世の中にあると嬉しいのにと思う事もあります。
私たち消費者も勉強をして、本物に出合った時にはきちんと感動できるようにならないと失礼なのかもしれません。そんな思いに駆られるような素晴らしい存在感があります。
もちろん着る方の気持ちに沿った優しさも持っていて、シックでありながら絹織物本来の輝きと美しさに溢れています。
とっておきの一点にして、身に着ける日を楽しみに思えるようなおすすめの作品です。
海松茶色(みるちゃいろ)は「#33302a WEB色見本 原色大辞典」を、
空五倍子色(うつぶしいろ)は「#9d896c WEB色見本 和色大辞典」を、
鈍色(にびいろ)は「#4d4c4c WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |