【商品説明】
秋の始まりを感じさせてくれる代表的な草花でもある萩のお花が流れるような構図で描かれています。
赤味の少ない落ち着いた印象の濃い紫・深紫色の地には四菱の地紋が入っていて、その事で全体が高級感のあるものとなった名古屋帯です。
深紫の地色に映える利休色と琥珀色の竹垣が甘さを抑えて、どこかキリリとした印象になっているようです。
それとは対照的に枝垂れるような流線で描かれた萩の枝とお花がたおやかで美しく見えます。
萩の葉も水彩画の様に複雑な多色で色付けされ、目で追っているだけでもいったい何色使われているのかと見入ってしまいます。
そんな模様が六通の配置でずっと染められています。
魅力的な奥行きを感じられる素敵な色使いは、お召れしいただいてもきっとお洒落さが溢れる事と思います。
この地色ですと、淡い色のお着物は雰囲気をぐっと引き締めてくれますし、深い色のお着物にもシックに合います。
シックでありながらも柄の活き活きとしたフレッシュさが心地良く、お召しいただいている間も気分が上がりそうです。
クオリティの高さが装いのグレードを一段とアップしてくれそうな、おすすめの一点です。
作家物。
深紫色は「#2a2033 WEB色見本 原色大辞典」を、
利休色は「#666049 WEB色見本 原色大辞典」を、
琥珀色は「#805026 WEB色見本 原色大辞典」を、
青鈍色(あおにびいろ)は「#6b7b6e WEB色見本 和色大辞典」を、
老竹色(おいたけいろ)は「#688058 WEB色見本 原色大辞典」を、
退紅色(あらぞめいろ)は「#d69090 WEB色見本 和色大辞典」を、
古代紫色は「#895b8a WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。 |