【商品説明】
地金通しの少しキラッとした滑らかな質感の帯地に、色とりどりに満開の菊の花を見事に描いた名古屋帯です。
これからの季節に最適なモチーフのものですが、これほどまでに華やかに描かれたものは少ないのではないでしょうか。
今回の『初秋のよそほひ展』では、ご案内状でもう一点ご案内させていただきましたが、こちらよりも少しシックな色調で満開の菊を織りで表した洛風林の袋帯も同じく目を引きます。
さらにもう一点、型絵染の鎌倉芳太郎氏作品も菊をモチーフにされていて、それぞれに技法は違いますが季節を彩る華やかさのあるものはどれもとても綺麗です。
こちらの帯ですと、やわらかい小紋や附下、江戸小紋などとお合わせいただきますと少し改まったお出かけにお使いいただけ、また紬類のお着物とお洒落着っぽくお合わせいただくのも素敵です。
菊のお花は山吹茶色、紅桔梗色、瑠璃色、蘇芳色、今様色と5色がそれぞれ美しい濃淡で丁寧に染められています。
それを引き立てるかのような菊の葉は少し渋い緑・革色の濃淡で活き活きと描かれています。
見ているだけでも楽しくなるほどに華やかに秋の訪れを知らせてくれているようです。
地金通しの地色が真っ黒ではなく深い濃い緑色ですので、色々なお着物にやわらかい印象で合わせていただけると思います。
山吹茶色は「#c89932 WEB色見本 和色大辞典」を、
紅桔梗色(べにききょういろ)は「#27224d WEB色見本 原色大辞典」を、
瑠璃色は「#184080 WEB色見本 原色大辞典」を、
蘇芳色(すおういろ)は「#9e3d3f WEB色見本 和色大辞典」を、
今様色(いまよういろ)は「#99404f WEB色見本 原色大辞典」を、
革色は「#475950 WEB色見本 和色大辞典」を、
濃い革色は「#29332e WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |