【商品説明】
牛首紬や白山紬のような、緯に少し節が見られる変化のある織りの上質な紬地が浅紫色に染められ、そこに秋に咲く可憐な秋明菊の白い花が型絵染で描かれた名古屋帯です。
背景の浅紫色地にはかすれたような白い線がたくさん引かれていて、それが爽やかな秋の風のようでもあり、光る水面のようでもあり、素敵な立体感を生んでいるようです。
秋明菊の白い可憐なお花は実物のように活き活きと描かれていて、立派に主役を果たしています。
お花の中心の櫨染色や、小さな蕾のオリーブ・緑黄色も華やかさを添えています。
紺鼠色と藍鉄色の藍の濃淡で染められた葉は、少し透けたようになっているのが心憎く感じられるほどに、大変効果的に爽やかさを後押しいているかのように目に映ります。
今回は個性のある上質な単衣の紬のお着物がたくさん入荷しています。
そちらにも早々と合わせて着たくなるような、どれに載せるのが一番素敵かと悩んでしまいそうな素敵な名古屋帯です。
するすると絹ずれの音も心地良く、お使いいただきやすさを感じられるおすすめの一点です。
未着用品。
浅紫色は「#c4a3bf WEB色見本 和色大辞典」を、
紺鼠色は「#44617b WEB色見本 和色大辞典」を、
藍鉄色は「#393f4c WEB色見本 和色大辞典」を、
緑黄色(りょくおうしょく)は「#b3a514 WEB色見本 原色大辞典」を、
櫨染色(はじぞめいろ)は「#d9a62e WEB色見本 和色大辞典」を、
深縹色(こきはなだいろ)は「#394b73 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |