【商品説明】
秋の野でしょうか、草の茂る夜道をお籠にのって狐のお嫁さんが通ります。
色とりどりに紋付の羽織を着たり、提灯を持ったりした狐さんたちがたくさんいて楽しい物語が聞こえてきそうです。
渋い山葵色といったイメージの梅幸茶色の塩瀬地に、お嫁さんのバラ色・遠州茶色のお着物から、濃い葡萄茶・紅樺色のお付きの狐の羽織まで、茶色系の濃淡と、青朽葉色の緑系を加えたパステル調の色合いで丁寧に刺繍された楽しい帯です。
足元に広がる草の葉と松の枝は細やかな金彩と胡粉で描かれていて、松の枝からのぞく満月は極細の金駒糸で刺繍されています。
図案も楽しく刺繍などの加工も細やかで見ていて楽しく感じられます。
実際にお召しいただきますと、周りの方とのお話も広がりそうな素敵な帯です。
前柄に描かれた男衆も男前風で格好良いです。
色使いも秋らしくお着物との相性が良さそうです。
是非この秋のお出かけに取り入れてみていただきたいおすすめの一点です。
梅幸茶色(ばいこうちゃいろ)は「#4d441f WEB色見本 原色大辞典」を、
遠州茶色(こがねいろ)は「#ca8269 WEB色見本 和色大辞典」を、
紅樺色(べにかばいろ)は「#803b32 WEB色見本 原色大辞典」を、
青朽葉色(あおくちばいろ)は「#80773b WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |