【商品説明】
渋みのある鶯色・鶯茶色をベースにして同系色の上品な色使いで古典の模様を友禅で描いた見事な名古屋帯です。
友禅の世界ではその技術とキャリアに定評のある橋村重彦さんの作品です。
以前に大作の訪問着「紅葉雅」が入荷した事がありますが、シックな色使いで素晴らしい紅葉の季節を描いたものでした。
こちらもやはり涅色、黒鳶色などのシックな色使いで、裂取りのような形に直線で仕切られた色紙の中に琳派調の波が躍動感のあるタッチの友禅で描かれた、素晴らしい名古屋帯となっています。
江戸小紋やお召織の無地感覚のお着物と合わされると、品格のある装いの中にちょっとインパクトのある味付けをしてくれそうです。 紬のお着物ともお合わせいただけます。
格のある染め帯の特徴でもありますが、合わされるお着物の範囲は広いと思われます。
華やかな着こなしをされるのでしたら小物を明るい色にされるのも良いですね。
帯締めは、道明さんの少し凝った組のものが店頭に入荷していますので、そちらも綺麗に合いそうです。
ちょっとしたコーディネートの技を披露されるのにも最適な、上質なおすすめの一点です。
お仕立上がり。
鶯茶色は「#4d3f15 WEB色見本 原色大辞典」を、
裂の模様の仕切りの色は涅色(くりいろ)「#554738 WEB色見本 和色大辞典」を、
黒鳶色は「#432f2f WEB色見本 和色大辞典」を、
波の色は麹塵色(きくじんいろ)「#2e3324 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |