【商品説明】
少ししゃりっとした生紬のような紬地が黒に近いこげ茶・濃い檳榔子染色に染められ、そこにのどかな風景が友禅で染められた二部式の名古屋帯です。
全体の図柄のベースには薄鈍色が使われていてでシックな雰囲気ですが、たくさんの赤いお花をつけた緑の木は明るい青緑色・天鵞絨色の濃淡で染められていたり、紺色に金彩が施された元気の良さそうな木があったり、くっきりとしたメリハリのある柄となっています。
豊かな水辺に木々が茂り、草花が咲き、鳥が歌い、ウサギが戯れる、まるで平和な楽園といった夢見る物語の中の世界のような図柄です。
色使いは大人っぽいお洒落なものとなっていますので、同系色の紬類や淡い色のお着物とも素敵にコーディネートしていただけて、小物使いでも遊んでいただける事と思います。
程よく散りばめられた金彩が華やかさを添えていて、こういった色使いのものにありがちな沈んだイメージにならない元気の良さがあります。
是非この秋のワードローブに加えていただきたい、白いウサギの可愛らしさも魅力のおすすめの一点です。
檳榔子染色(びんろうじぞめいろ)は「#1a1717 WEB色見本 原色大辞典」を、
濃い天鵞絨色(こいびろうどいろ)は「#1a332c WEB色見本 原色大辞典」を、
天鵞絨色は「#2f5d50 WEB色見本 和色大辞典」を、
薄鈍色(うすにびいろ)は「#adadad WEB色見本 原色大辞典」を、
紺色は「#223a70 WEB色見本 和色大辞典」を、
錆青磁色は「#7f9988 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |