【商品説明】
水辺でその姿を多く見かける事からなんとなく夏のイメージもある沢潟ですが、古くから縁起の良いものとして家紋などにも多く取り入れられてきました。
葉の形が矢尻のようであったため武家に使用されていたようです。
戦国の武将、毛利元就が戦に出陣する際に、この沢潟の葉に勝ち虫と呼ばれるトンボがすっととまっている姿が美しく目にとまり、その戦が勝ち戦だった事から沢潟を家紋として取り入れたというお話もあります。
お太鼓の部分が1cm幅の横縞のビロード織となったものに、たっぷりとした沢潟の葉と花が描かれ、細やかな疋田模様が施された、格調の高さも感じられるお洒落な名古屋帯です。
光を吸収するビロードの深い黒に、紅消鼠色の地にびっしりと染められた桑染色の疋田の色が映えています。
とてもスマートな印象の大人のお洒落を演出してくれそうなおすすめの一点です。
未着用品。
桑染色は「#b79b5b WEB色見本」を、
紅消鼠色(べにけしねずみいろ)は「#524748 WEB色見本」をご参照下さい。 |