【商品説明】
こちらは是非実物をご覧いただきたい、赤味のある茶・鳶色に染められた真綿の糸が本当に綺麗に織られ、底光りするような素敵な光沢にたまらない魅力があり、しっとりとしなやかで手元で見ていてもうっとりするような名古屋帯です。
一見では鳶色の無地に見えるのですが、よく見ますと濃い鳶色の糸ともう少し明るい赤茶・退紅色の2色が絡み合って味わいのあるこの色が出されている事がわかります。
琉球紅型や型絵染などの柄にインパクトのあるお着物は、無難ではなく、雰囲気を壊さないよう個性的にそしてお洒落に合わせられる帯が意外と少なく、お悩みの方もいらっしゃいます。
そういった時にも無地感覚の存在感のあるこちらのような名古屋帯は大変重宝しま す。
またお着物が無地感覚のものの時にも、この深い色で丁寧に織られた重厚さのある帯はアクセントとしても輝きます。
小物使いを工夫されるとさらに良いですね。
藍型のお着物とも素敵にコーディネートをしていただけそうです。
見られた方がきっと「それはどこの帯ですか?」とお尋ねになるのではないでしょうか。
黄八丈の鳶色の帯とも質感が異なりますし、信州の玉繭のものともまた違います。
お持ちだった方は「郡上紬」と記録されていますが、糸質や鳶色の色を見て、私もおそらくそうだと思います。
年数を経て馴染んだ真綿紬の落ち着きのある色と光沢がとても魅力的な、おすすめの一点です。
未着用品。
鳶色は「#723934 color-sample.com」を、
退紅色(あらぞめいろ)は「#CB8584 color-sample.com」をご参照下さい。 |