|
【商品説明】
別でご紹介させていただいております型絵染の竹の柄の帯とはまた印象の違う、こちらは友禅で色々な模様が描かれた、シックな色使いながらボリューム感のある名古屋帯です。
上質な縮緬の地が緑味のある濃いグレー・黒橡色にこっくりと染められ、お太鼓部分にはその地染めが見えないほど色とりどりに季節の模様や吉祥模様が染められています。
まるで色紙を重ねたような配置で、秋の菊や紅葉、春の桜や藤、そして松に竹、波模様や宝尽しまで描かれにぎやかです。
盛りだくさんな模様ですが、全体的に抑えた色調で描かれていて、品の良い華やかさとなっています。
図柄の背景の練色と若苗色がとても素敵ですが、それを引き立てる似紫色と蘇芳色とのコントラストによるものかもしれません。
おそらく袋帯として染められたのではないかと思われ、それをリクエストで名古屋帯のお仕立てにされているようです。そう思えるほどの手の込んだ迫力があります。
染めの帯でここまでのボリューム感と格調があるものにはあまり出合う事がないかもしれません。
お太鼓の柄部分が長いので、少し調整されるだけで違った雰囲気をお楽しみいただけるのではないでしょうか。
良い名古屋帯を一つと思ってお探しの方には特におすすめの一点です。
地色は黒橡色（くろつるばみいろ）「#2F3437 color-sample.com」を、
模様の背景の色は練色（ねりいろ）「#FAE3BE color-sample.com」、蘇芳色「#833638 color-sample.com」、
似紫色（にせむらさきいろ）「#4D2C52 color-sample.com」、若苗色「#98AF85 color-sample.com」を、
桜の色は鴇色（ときいろ）「#EAD3D7 color-sample.com」を、
羽衣の色は芥子色（からしいろ）「#BCA352 color-sample.com」をご参照下さい。
|
