【商品説明】
ふっくらとした真綿の生成りの紬地に貝紫の糸ならではの綺麗な濃い古代紫色で、風をはらんでまっすぐに進む葦の舟が織り出された八寸名古屋帯です。
吉岡常雄先生の著書の中に、古代貝紫を探求され地中海へ行かれたお話がありますが、こちらの帯は古代にも豊かであったであろう地中海を表すような大きな葡萄が舟に載せられた様子が描かれているのが面白く感じられます。
シルバーグレーのような帆の色にとても立体感があり、波にも躍動感のある素晴らしい図案となっていて、古代へのロマンが感じられるようです。
八寸の名古屋帯はお使いいただける季節が長く、特にこの質感のものは袷から単衣時期まで色々とお合わせいただけます。
未着用の状態で長く保管されていたようで、本来の絹の色に磨きがかかったようにパールのような光沢が出ていて素敵です。
これからのシーズンに色々な紬のお着物とお合わせいただいて軽快にお出かけください。
3月の「春のよそほひ」展には吉岡常雄先生の直筆の貝紫の名古屋帯もご案内する予定です。
未着用品。
古代紫色は「#633866 color-sample.com」をご参照下さい。
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