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【商品説明】
しっかりとした爪掻きの綴れ織で、幽玄な篝火に照らされる夜桜が織り出された帯です。
先日、同じテーマで染めのものをご紹介させていただきましたが、技法が違うだけでこんなにもと思えるほど雰囲気が違います。
こちらはもともと袋帯で織られたものを、使いやすくするために胴の部分を単衣にしてお仕立てされたようです。
そのためお太鼓は二重となっていますが、ご希望があれば一重太鼓にも加工できます。
篝火の中心は金の糸で織られて火の輝きが上手く表現されているようで、炎の先の方へいくと代赭色に変化して素晴らしい臨場感が伝わってきますが、それが織りで表されている事もまた見事です。
桜が咲くとなんとなく嬉しくなってしまうのは何故でしょう？桜の花の魅力は他のものとは違うのかもしれません。
新しい事の始まり、出発のめでたさ、芽吹きの輝きのような季節のきらめきのひとつなのでしょうか。
そんな事を思いながら、この時期には毎年桜のモチーフの着物や帯をご紹介できる事もまた嬉しく思います。
卓越した技術からなる重厚さの中に雅な華やかさのあるおすすめの一点です。
篝火の色は代赭色（たいしゃいろ）「#803b16 color-sample.com」を、
桜の色は暁鼠色（あかつきねずいろ）「#d3cfd9 color-sample.com」ご参照下さい。
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