【商品説明】
夏の透かし織りのタイプのものとしては少し珍しいと思われる、極細の金糸が織り込まれた名古屋帯です。
織られている糸がずっと斜めになる「斜め織」の模様は、この斜め格子のみになります。
日本工芸会正会員であった宮島勇氏がご苦労の末に完成させたと言われ、川島織物さんでも織られていた時期があるようです。
手機でしか織る事ができない大変なものであると以前に耳にした事があります。
こちらはモスグリーンをずっと濃くしたような黒橡色が全体に使われ、格子の模様の部分には臙脂色、芥子色、路考茶色が織り込まれ、それがずっと伸びて前太鼓の部分の縁取りとなっています。
非常に手の込んだ珍しいものですが、やわらかい素材のお着物でも趣味系のお着物でも、比較的広い範囲のものとお合わせいただける事と思います。
お太鼓にした時にあらわれる透け感が素敵な夏のおすすめの一点です。
未着用品。
地の色は黒橡色(くろつるばみいろ)「#262F35 color-sample.com」を、
格子の色は臙脂色(えんじいろ)「#9E4B52 color-sample.com」、
芥子色(からしいろ)「#BCA352 color-sample.com」、
路考茶色(ろこうちゃいろ)「#634321 color-sample.com」を、
前柄のふちの色は芥子色(からしいろ)「#BCA352 color-sample.com」、
路考茶色(ろこうちゃいろ)「#634321 color-sample.com」
をご参照下さい。
|