【商品説明】
伝統的な模様のひとつでもある御所解模様は、江戸後期に武家の女性の衣装、特に高位の人たちが着るものとして定められ、平安時代の文化や能などの文芸的な要素を加えたものとされていたそうです。
絹や越後上布などの上質な麻に友禅や刺繍を施したものだったため、一般庶民には手の届かないものでもあったようです。
明治以降もその模様は広く愛され、連綿と受け継がれて、現在も人気の高い模様のひとつです。
こちらは濃い江戸紫色が非常に綺麗で、白揚げの友禅に部分的に手刺繍が施され、細かな疋田模様も華を添えています。
御所解の模様の中でも珍しい色で華やかさがあり、紫色地というのもなんですか格好良い印象です。
やわらかい色合いの小紋や紬のお着物と合わされて、観劇やコンサートなども良いですね。
伝統的な中に個性がキラッと光るおすすめの一点です。
未着用品。
地の色は江戸紫色「#2C0968 color-sample.com」、
花の色は樺色(かばいろ)「#9C4836 color-sample.com」、
萌黄色「#789643 color-sample.com」、
菖蒲色(しょうぶいろ)「#5D448A color-sample.com」、
疋田の色は丁字色(ちょうじいろ)「#A9744C color-sample.com」をご参照下さい。
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