【商品説明】
波に岩の模様や雲間に空を駆ける龍の姿が段変わりに織り表された袋帯です。
清朝の皇帝などが正式な場面で着る朝服をモチーフにしたものと思われるユニークな図案ですが、パステルトーンの色使いで優しい印象となっています。
大正時代には、オリジナルの朝服の裂を帯にしたり、中国の刺繍をアップリケした黒繻子の帯などを着用する事が流行ったようですが、古くから中国趣味的な要素をどこか個性的に取り入れる向きはあったようです。
日本の着物の装いの文化は本当に幅広く、色々なものを上手く取り入れて着物や帯の中に表現され、実際に身に着けて楽しむといった事には秀でていると改めて思います。
こちらの袋帯は、フォーマルのお着物にもさりげなく格調のある雰囲気でお召しいただけます。
また、もう少しカジュアルダウンされて無地の結城紬や地紋無地のお召織のお着物などともお洒落にお合わせいただけます。
軽やかに明るい色使いが装いを華やいだ印象にしてくれそうな、おすすめの一点です。
未着用品。
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