【商品説明】
波の模様の地紋がある鉄紺色の紗の生地に、小さなお花をつけたコウホネが細やかで写実的な友禅で描かれた夏の名古屋帯です。
コウホネは睡蓮の仲間で水の中に育ち、水面から茎と葉を出して6月頃から9月頃まで花を咲かせます。
以前育てていた事がありますが、なかなかお花がつかなくて、小さなお花が咲いた時はとても嬉しく思いました。
こちらの図案は実際より少し背が低く描かれているようですが、活き活きとした躍動感があり、お太鼓の形にしますとタレの部分の流水の線と地模様の波の模様が際立ってさらにお花を瑞々しく感じさせてくれます。
地色も黒ではなくて茄子紺のような紫味のある紺・鉄紺色ですので、少しやわらかい印象で、友禅のレベルの高さと相まって上品な佇まいとなっているようです。
単衣から盛夏を通して涼しげな装いをお楽しみいただけるおすすめの一点です。
未着用品。
地の色は鉄紺「#1f1f33 color-sample.com」、
花の色は櫨染(はじぞめ)「#d9b257 color-sample.com」、
葉の色は草色「#454d2e color-sample.com」
をご参照下さい。
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