濃い臙脂・葡萄色の濃淡で織り分けられた透かし織の地に、約5p角の四角が市松に配置され、少し太い2色使いの糸が織り込まれた夏の八寸名古屋帯です。
支子色の黄色と灰色と、利休鼠色のモスグリーンと濃藍色の太い糸で、クレヨンで引いたような線が可愛く織られて、お太鼓の柄のアクセントになっています。
夏紬や小千谷の麻系のお着物などとカジュアルな装いをお楽しみいただくのには、非常に軽くてお使いいただきやすい事と思います。
少し珍しい地色ですが、白系のお着物とも藍系などの濃い色のお着物とも、ベージュ系や中間色のものとも、色々とお合わせいただけて重宝する帯といえます。
色使いが素敵な夏のおすすめの一点です。
地の色は葡萄色(えびいろ)「#3D0B1B color-sample.com」、
糸の色は支子色(くちなしいろ)「#EDC665 color-sample.com」、
灰色「#646766 color-sample.com」、
利休鼠「#5E6D5D color-sample.com」、
濃藍「#0C1A2D color-sample.com」
をご参照下さい。
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