約1cm幅の段変りに織られた少しだけ透け感のある紬地が、藍染で変り市松のような配置に染められ、無地の部分に細かな刺し子が入れられた非常に凝った手仕事による九寸名古屋帯です。
縫い締め絞りの表情が楽しく、藍の濃淡がきれいに並んで面白く見る事ができます。
刺し子の糸は2色で変化のあるものとなっていて、藍染の絞りに刺し子という技法を取りながらあまり民芸的な雰囲気はなく、デザインの面白さが楽しめる帯です。
お気に入りの紬の着物に合わせてみられますと、またいつもとは違ったコーディネートをお楽しみいただけそうですね。
藍染ならではの奥行きと刺し子の手仕事の味わいがモダンにミックスされた、おすすめの一点です。
未着用品。
地の色は濃藍「#050b1a color-sample.com」、
絞りの色は浅縹(あさはなだ)「#84b9cb color-sample.com」、
刺し子の糸は白茶「#ddbb99 color-sample.com」、
象牙色「#f8f4e6 color-sample.com」
をご参照下さい。
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