【商品説明】
藍味のある緑・緑青色の濃淡に濃い藍色の格子が経緯に引かれ、そこに桐唐草の地模様が織り出され、暈しで切り替わる段には有職文様の枝垂れ桜の花の模様が散りばめられています。
厚板などに見られる格子と花や風物などの模様が段変わりに織り出された能装束に取材されたものと思われます。
とても格調が高いように思えますが、唐織ではなくお召織のようなあまり凹凸のない織で表されている事がお洒落な雰囲気を醸し出しています。
暈しで切り替わる部分の絣の足にまた味わいがあって魅力的です。
この暈しの織りも曽根さんならではの技法で実現する独特のものです。
別でご紹介させていただいております地紋無地や附下、訪問着などとお合わせになりますととても格があって綺麗ですし、もう少しカジュアルな装いに取り入れていただく事もでき、活用範囲が広い袋帯といえます。
古色然とした能装束を彷彿させる格調の高さと、馴染みやすい色柄と織りの妙味に曽根さんの作品らしさを感じられるおすすめの袋帯です。
地の色は緑青色「#2e4d39 color-sample.com」、
段の色は砂色「#dcd3b2 color-sample.com」、
花の色は東雲色(しののめいろ)「#cc7960 color-sample.com」、
榛色(はしばみいろ)「#bfa46f color-sample.com」、
青丹(あおに)「#99ab4e color-sample.com」、
鉄御納戸「#455765 color-sample.com」
をご参照下さい。
|