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【商品説明】
七宝の中に宝尽くしや梅の地模様のある生地が淡くグレー味のある薄紫・半色に染められ、今を盛りと咲くイジュの花が紅型染めで染め出された九寸名古屋帯です。
イジュの花は5月から6月頃に梅に似た白い花を満開にして、ほのかな香りを漂わせ、可憐なお花と香りを楽しめる背が高い常緑樹で、沖縄では自然に見かけられ、歌にも歌われるほど馴染みのある植物のようです。
たっぷりと描かれたお花の花びらと傍らにあしらわれた小さな蝶々の羽根の隈取りがとても素敵で、紅型ならではの味わいがしっかりと感じられます。
主に紫色系の濃淡でまとめられ、葉と蝶々の緑と藍色がきれいなアクセントとなったバランスの良い色使いがお洒落です。
やや光沢のある生地を使われていますので、やわらかい素材の地紋無地から小紋、また工芸的な紬のお着物までと幅広くお合わせいただけます。
お着物と相性の良い地色ですので、思いがけないお着物とコーディネートできたりするのではないでしょうか。
紅型としては、どちらかといいますと取り入れていただきやすいシックな色調といえますが、お花の華やかさが目にも楽しく、とてもお洒落なおすすめの一点です。
未着用品。
地の色は半色（はしたいろ）「#857a99 color-sample.com」、
花の色は蒲葡（えびぞめ）「#7a4171 color-sample.com」、
滅紫（けしむらさき）「#4f455c color-sample.com」、
濃鼠「#5c9291 color-sample.com」、
葉の色は虫襖（むしあお）「#3a5b52 color-sample.com」、
褐返（かちかえし）「#203744 color-sample.com」
をご参照下さい。
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