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【商品説明】
小さな草花の模様が膨れ織のように全体に織り出された地模様のある生地に、群生する鶏頭のお花がまるで古い屏風絵を見るかのように古色然とした色使いで細やかに描かれた袋帯です。
お花は利休白茶色、胡桃染色、藍鼠色などワントーンの優しい色使いで染められ、それぞれに非常に細かい疋田模様が描かれています。
花がひるがえる部分には刺繍がほどこされたり、小紋の模様が描かれていたりして素敵な臨場感があります。
藍鉄色と紅消鼠色のお花はすべて刺繍で、疋田の細かい模様まで手刺繍で表されていて驚いてしまいます。
いくつかのお花には金糸の縁取りがされ、くっきりとした輪郭となって、模様全体に遠近感が現れ、その部分にフォーカスがあたったかのようです。
こちらは女子美術大学に収蔵されている「鶏頭模様小袖」に取材したもののようですが、オリジナルの雰囲気を素敵に再現しながら袋帯として完成されているようで、見どころも多く手の込んだ素晴らしさです。
（文化遺産オンライン「鶏頭模様小袖」）
季節のモチーフというよりは、文化財の模様のモチーフとし取り入れていただくのが良いのではないでしょうか。
同系色の色使いが綺麗ですので、附下や小紋や地紋無地、お召織や紬のお着物など、少し格のある雰囲気でお洒落にお合わせいただけそうなおすすめの一点です。
地の色は芝翫茶（しかんちゃ）「#805c39 color-sample.com」、
花の色は利休白茶「#b3ada0 color-sample.com」、
胡桃染「#a58f86 color-sample.com」、
藍鼠「#769099 color-sample.com」、
刺繍の色は半色（はしたいろ）「#a69abd color-sample.com」、
錆青磁「#a6c8b2 color-sample.com」、
枯野色「#d3cbc6 color-sample.com」、
疋田の刺繍の色は藍鉄「#393f4c color-sample.com」、
紅消鼠「#524748 color-sample.com」
をご参照下さい。
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