【商品説明】
寒い日が続いていますが、銀座にはお着物でお出かけの方も多く目にするようになり、嬉しく思える今日この頃です。
そんな季節にご紹介させていただきたい、春に土の中からくるりとした芽をのぞかせるぜんまいの綿が織り込まれた、ほっこりとするようなやさしい質感の紬の八寸名古屋帯です。
近年では、他ではあまり目にする事がないと言っても良いくらい、たっぷりとぜんまいの綿が織り込まれた、出羽の織座さんならではのふっくらとした帯地に紺定・田中昭夫さんが藍染で型染をされた作品と思われます。
幾重にも重なる菊の花びらが型染で見事に表現され、濃い藍色と浅葱色とのコントラストもお洒落で綺麗です。
伝統的ともいえる古くから愛される模様ですが、非常にモダンにアレンジをされてぜんまい紬との調和が何とも言えない味わいを醸し出していて、実際にお召しいただきますと高級感のある素敵な着姿になる事でしょう。
東北の春を待つの人々の希望の集大成のような、手仕事の完成品ともいえるおすすめの一点です。
地の色は江戸鼠「#928178 color-sample.com」、
花の色は浅縹(あさはなだ)「#638c99 color-sample.com」、
葉の色は深縹(こきはなだ)「#131d33 color-sample.com」
をご参照下さい。
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