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【商品説明】
経緯に少し節のある黒地の紬地に、驚くほど細かい筆使いの友禅で無数の竹の葉が描かれた竹林の図の九寸名古屋帯です。
大きくは4つのグループに分かれて描かれ、折り重なるように風にそよぐ竹林の様子が見事に描かれています。
その竹の葉は鈍色や御召御納戸色、そして青白橡色と、微妙に変化する同系色で彩色されて遠近感が感じられ、素敵な雰囲気を醸し出しています。
全体の流れとしては扇面の形になっていて、抜ける風と広がりを感じられ、お太鼓の形にしますと、土の部分の横の線とその上に弧を描くように広がる竹の形がバランスの良い安定感のある模様となって目に映ります。
これほど細やかに、葉の一枚一枚まで手描きの友禅で描かれているところに圧倒的な手仕事の重みを感じさせます。
黒地にモノトーンの色使いがすっきりとした印象ですので、お着物とは合わせていただきやすい事と思います。
同系色の濃い色のお着物と合わされると柄が引き立って良いですし、反対に淡色系のお着物と合わされても黒地の帯がくっきりとに引き締まって素敵だと思います。
「よく見るとすごいですね」といった嬉しい驚きを感じてもらえるような、おすすめの一点です。
土の色は茶鼠「#a99e93 color-sample.com」、
葉の色は鈍色（にびいろ）「#727171 color-sample.com」、
御召御納戸「#4c6473 color-sample.com」、
青白橡（あおしろつるばみ）「#9ba88d color-sample.com」、
花の色は退紅（あらぞめ）「#d69090 color-sample.com」
をご参照下さい。
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