【商品説明】
隣り合う色がそれぞれを引き立てる効果があるように配置されているのがとてもお洒落な縞の木綿の開名古屋帯です。
オーガニックの木綿を草木染めされたもののようで、その色使いや糸の性質から見ますと、土佐の手縞を織られる福永世紀子さんの作品ではないかと思われます。
緑味のあるベージュ・利休茶色の地に濃い藍色で縁取りをされた明るい藍色と、その内側が玉蜀黍色の黄色で、中心は白となって陰影のある素敵な縞が構成されています。
一見丹波布のような色使いと手紡ぎ、手織りの風合いですが、絹糸は入っていません。
でもどちらかというと明治期に丹波の青垣地域で織られていたような縞貫(しまぬき)もしくは佐治木綿(さじ木綿)と呼ばれていた頃の素朴な木綿の感じに似ていて、とても雰囲気の良いものとなっています。
使い込むほどに輝きと味わいが増すようなそんな予感のする、軽くてさっくりとふんわりとした木綿の名古屋帯です。
さりげないシンプルな縞なのにきっぱりとした存在感があり、紬や木綿のお着物などとお合わせいただいきましてもきっと素敵だと思います。
未着用品。
利休茶「#80734e color-sample.com」、
藍色「#165e83 color-sample.com」、
玉蜀黍色(とうもろこしいろ)「#eec362 color-sample.com」
をご参照下さい。
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