【商品説明】
青銅のような質感の引箔の地に、騎乗の人物が虎(獅子)や鹿などに向かって矢を放とうとしている図、狩猟文様をいろいろな色の箔の糸で織り出した洛風林さんの袋帯です。
狩猟文は古くから王の権威を示す模様のひとつとして好んで取り入れられていたようですが、ササン朝ペルシャの影響を強く受けたものとして、法隆寺の国宝・四騎獅子狩文錦などにも見られます。
特に馬上の人物が振り返り様に弓を構えている姿が特徴的だそうです。
岩や木や動物などはとても細やかな漆箔の駒糸で織り出されていて、くっきりとした輪郭は手機の高い技術だからこそ成せる業といえるでしょう。
地紋無地や江戸小紋、飛び小紋などと合わせてセミフォーマルの方が装いも良いですし、無地感覚の紬やお召織のお着物と合わせたお洒落着の装いも素敵です。
お着物合わせをしていただきやすい地色に、メリハリのある模様が映えてお洒落さが漂うおすすめの一点です。
地の色は麹塵(きくじん)「#5d6647 color-sample.com」、
山の色は桑染「#b79b5b color-sample.com」、
真紅「#801a33 color-sample.com」、
木の色は赭(そほ)「#ab6953 color-sample.com」、
動物の色は枯野色「#d3cbc6 color-sample.com」、
灰黄緑「#e6eae3 color-sample.com」
をご参照下さい。
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