経緯に少し節のある生紬の生地が練色に染められ、左端が青褐色の絞り染めで染め分けられたものに椿の花の模様が染められた九寸名古屋帯です。
花も葉も大小にディフォルメされているのに対して、丸みのある葉の艶感などはなんとなく本物っぽくて面白く見る事ができます。
少し抑えられたトーンの色使いが優しい雰囲気を醸し出していて、お着物合わせをしていただきやすそうです。
また生地は単衣の頃までお使いいただけそうな質感で、3シーズン用の帯として活用していただけるのではないでしょうか。
季節もあまり問わず、年齢的にも幅広く、長くご愛用いただけそうなおすすめの一点です。
地の色は練色「#ede4cd color-sample.com」、
絞りの色は青褐(あおかち)「#2f374f color-sample.com」、
花の色は蘇芳「#803233 color-sample.com」、
葉の色は天鵞絨(びろうど)「#2f5d50 color-sample.com」、
千草鼠「#a1b3ab color-sample.com」、
赤白橡(あかしろつるばみ)「#d7a98c color-sample.com」
をご参照下さい。
|