緯に節のある手引きの真綿紬の生地がグレー味のある焦げ茶・樺茶色に染められ、丸紋の形の唐草が黒と黒鳶色という微妙に違う色で描かれ、大小のお花がシックな色使いで刺繍された、少しオリエンタルな雰囲気のある九寸名古屋帯です。
ざっくりとした紬地に細やかな友禅で唐草が染められているところや、ポイントになるお花が刺繍で描かれているところなど、一見ミスマッチなような組み合わせが個性的な面白さとなっているようです。
これからの季節には淡色系のお着物にお合わせいただきますとキリッと引き締まる印象でお召しいただけそうです。
小物を若草色や黄色系にされても素敵です。
秋口には濃い色や藍系のお着物と綺麗にお合わせいただけて、紫系や茶系の小物と合わされるのも良いのではないでしょうか。
お着物や小物の合わせ方でコーディネートの幅が広がりそうな、シックな大人のお洒落感のあるおすすめの一点です。
枯野色「#d3cbc6 color-sample.com」、
葡萄色(えびいろ)「#640125 color-sample.com」、
唐草の色は黒「#2b2b2b color-sample.com」、
黒鳶「#432f2f color-sample.com」
をご参照下さい。
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