両端が絞りのような染め分けで赤味のある茶・唐茶色で縁取られた中に、正倉院裂の中でも有名な「深縹地花樹双鳥文夾纈あしぎぬ(※あしぎぬは漢字表記)」(ふかはなだじかじゅそうちょうもんきょうけちのあしぎぬ)の模様が染められた紬縮緬の九寸名古屋帯です。
全容ははっきりと解明されていませんが、板締めによる染色ともいわれている夾纈染めの特徴でもある左右対称の模様がバランス良く表され、向かい合う鳥が華やかに描かれています。
こちらの帯は蝋纈染めで描かれているようですが、夾纈染めの特徴をうまく表現されていると思います。
古代の裂を復元したものはどこか格調の高さもありますので、お洒落着用としてだけでなく小紋や地紋無地などともお合わせいただけるのではないでしょうか。
色使いにメリハリがあり、どこかキリッとした印象のある素敵なおすすめの一点です。
地の色は唐茶「#4d2612 color-sample.com」、
青褐(あおかち)「#393e4f color-sample.com」、
夾纈の色は老竹色「#769164 color-sample.com」、
紅掛空色「#687299 color-sample.com」、
朱・緋(あけ)「#ba2636 color-sample.com」
をご参照下さい。
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